モロッコ紀行-6 ドバイ〜カサブランカ機内にて

今年に入ってからバブってしまったドバイ。
去年の9月に立ち寄りしたときはバブルのかけらも感じられませんでした。
建設中のビルは夜間でも自己主張するようにイルミネーションがついていました。
モノレールの建設も順調?に進んでいました。
日本のバブルの時、お金がどのように使われたのか分かりませんが、
少なくてもドバイは相当な金額がインフラ整備に使われているような印象です。
インフラ整備にお金が使われていればその後の経済に何らかの寄与があるでしょうが、
日本のお金はどこに行ったのでしょう?
多分もともと無かったにも係わらず、虚像の付加価値をつけていたのかも知れません。
などと考えながらドバイの写真を見ています。






前回はラマダーンでの出来事をお話ししました。
お国柄というのは本当に違っていて面白いです。
モロッコにいる間、喧嘩を見ない日は無いといっても過言ではありませんでした。
何らかのいざこざをほとんど毎日みました。
カサブランカでは高校生ぐらいの子供たちの喧嘩、
フェズやマラケシュではスークでのお店の人たちの怒鳴りあい、
どうしてこんなにもいざこざが毎日見るのだろうと思うほどでした。
多分彼らには、他の人々に対して他人が何を望んでいるのか? という発想があまり無いのでは?
むしろ自分がどうしたいのかの主張をすることが先決なのだろうと。
ドバイからマラケシュまでの飛行機で、テイクオフ準備のとき私の隣にいきなり来た人がいます。
私のピローとブランケットを指差していきなりこれをくれ!と言い出しました。
彼の席は通路の反対側でしたが自分の席のピローとブランケットを確認せずに、です。
そのうち彼は携帯電話を出して大声で話し始めました。
テイクオフ前の機内での携帯電話は禁止のはずですが・・・・
ちょっと長い電話だったので客室アテンダントが注意に来ました。
なにやら言い訳のようなことを言ってから電話を切ってバッグに仕舞いました。
ところがしばらくすると今度は別のバッグから先ほどとは違う携帯電話を出してしゃべり始めました。
さっきの電話は言われた通り止めたけれど、これは別物だからまだ注意されていないから良いだろう
というような感じです。
再び客室アテンダントに注意されるのですが、
自分のことを済ませるまでは人の言うことを聞かないという感じです。
これではいざこざが絶えないのは仕方ありません。
彼はそのうちいろいろな姿勢をとって寝始めましたが周りの人のことはまったくお構いなしです。
彼の一連の行動を見ていて「全く違った国に来た」という実感を得ました。
ホテルで休んでいる時、時々TVを見ます。ニュースはほとんど何らかのいざこざのニュースでした。
地域紛争、テロ、暴動などなど、どうしてこんなにも紛争ニュースが多いのだろうと思ってしまいました。
先ずは自己主張、それがコミュニケーションの出発点というのがここのやり方のようです。



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